今回の記事では、学校が今すぐに取り組むべき働き方改革について私の意見を述べたいと思います。
実際やることはシンプルで、それは以下の3つです。
①会議を効率化する
②仕事を減らす
③仕事をなくす
順番に説明していきます。
学校の働き方改革① 会議を効率化する。

- 職員会議
- 分掌会議
- 学年会議
これらの会議は学校で結構行われています。ところで、みなさんの学校では、どのくらいの頻度で行われているでしょうか?また、どのくらい時間がかかっていますか?
議論の場であるはずの会議ですが、実際はそれの9割以上が、情報の報告に終始していると私は考えています。もし、自分の学校がそれに近い状況であれば、すぐに何らかのルールを決めてください。
例えば、会議までに全ての資料を事前配付して読んでもらっておき、会議当日には、疑問点や話し合いたい点が有ればそれについて議論。なければすぐに終了しましょう。これで会議の時間は10分です。
ちなみに、私の学校では職員会議は完全になくなりました。全体共有すべきことはオンラインで全て行い、特別なことがあれば関係者で話して管理職に相談、決定事項はオンラインで共有と行った感じです。
学校の働き方改革② 仕事を減らす

まずはじめにやるべきことは、全体に関わる仕事がバランスよく職員に振り分けられているかチェックすることから始めましょう。そうすることで、一人一人の仕事の量は減ります。
また、仕事を増やさないためにもクラスマネジメントを大切にすることを考えておく必要があります。喧嘩やトラブルなどが起こると、多くの時間とエネルギーをそこにかけることになりますので、意識しておいてください。
学校の働き方改革③ 仕事をなくす

学校での一番大事な仕事は、目の前の生徒たちにいかにより良い教育を届けるか、です。しかし、学校現場では事務処理などがとても多いです。それらを大胆になくしていくことができないか、探りましょう。
また、先生が多くの時間をかけて準備するものの代表例が学校行事です。
運動会や音楽祭などの他にも数多くの行事があります。これらの中から「教育的効果が低い」と思われる行事があれば、議論をした上で、大胆になくしていきましょう。そうでないと、英語教育やプログラミング教育、アクティブラーニングなど新しく進めなければいけないプロジェクトが全く前に進まないことになります。
予算、先生の数などが限られた状態の中では、何らかの工夫が必ず必要になります。勇気を持って、仕事をなくす決断をしてみてください。
今回はほんの一例しかあげませんでしたが、自分たちの学校の具体的な問題点について、今回の記事を参考に何らかのアクション取ってもらえると幸いです。
またね〜♪