
学歴に自信がないから就職活動もうまくいくか心配。
学歴に自信はないけど安定した仕事につきたいな。
子どもは好きだし運動も得意だから教員を目指してみようかな・・・。
本記事ではこんなお悩みに答えていきます。
本記事の信頼性

この記事を書いている@chutaは元学校の先生です。教員採用試験はとりあえず新卒で合格し、今は旅をしたりブログを書いたりしながら生活しています。
本記事の内容
・教員採用に大学などの学歴は関係ない
・教員は実はホワイト
・教員になるには【効率的にやるべし】
”学歴がない”という言い方は、とても失礼なのですが、実際はそれをすごく気にしている人も多いのが現実だと思います。
その点、教員採用試験には学歴は関係なく、合格することができれば国立大学出身の人たちと肩を並べることができる仕事になっています。
もちろん、それだけではなく仕事自体も魅力的でやりがいのあるものだと思うので、そのことについて詳しく解説していきます。
教員採用に大学などの学歴は関係ない
教員採用試験に学歴は基本的に関係ありません。だからこそ、学歴にコンプレックスを抱えている人はチャンスがあるのです。
教員採用に大学などの学歴は関係ない
就職活動では「学歴フィルター」という言葉が存在するように、学歴、つまり大学名での足切りが存在すると言われています。書類を出した時点で落とされてしまうのです。
しかし、教員採用試験の合否に大学の学歴などは基本的に関係ありません。
書類を出せば全員が試験を受けることができ、自分をアピールすることができます。
運動が得意なら実技でアピールできるかもしれないし、面接などでの印象が良ければ合格を勝ち取ることができるのです。
教員採用試験合格で国立大学出身者と肩を並べられる
教員採用試験に合格すれば、教育大学などの国立大学出身者と肩を並べることができます。
もちろん、給料や福利厚生などの手厚い待遇も同じで、それを失うことはありません。
就職活動では会社に入りたくても受験さえできなかったかもしれないのに、教員の道に進むことを希望し、合格すれば安定した生活を手に入れられるのです。
教員になるには今がチャンス
教員になるには今がチャンスです。
倍率も年々下がっており、合格する可能性が高まっています。
今後、日本ではさらに少子化が進み、また経済的にも不安定になっていくことが予想されています。
子どもの数が減れば教員の数も減りますし、不況下においては公務員という安定した立場の人気が高まっていくことも予想されます。
倍率が低い今が教員になる最大のチャンスと言えます。
ちなみに、教員になるのが難しいかというと、必ずしもそうではありません。そのことについては教員採用試験は難しいのか【簡単に合格する方法を教えます】で詳しく解説していますので、良かったら参考にしてください。
教員は実はホワイトです【ブラックな部分もあります】
教員採用試験に合格には学歴があまり関係ないのはわかったけど、教員ってブラックって聞くからなあ。実際のところを教えて欲しい・・・
ここではそんな疑問に答えていきます。
教員はクビにならない
教員は”ホワイト”だと私は考えています。その大きな理由の1つが、「クビにならない」ということです。
民間企業であれば、いくら大企業であっても、また黒字の企業であっても人員整理を行ったり、早期退職を迫ったりする時代です。
その点、先生は公務員なのでクビはなく、私立の先生だとしても基本的に解雇されません。最高の安定感です。
教員は福利厚生が手厚い
教員の福利厚生はかなり手厚いです。
健康診断は年に1回タダで受けられるし、人間ドックも補助が出て普通に受けた時にかかる金額の約半額で受けることができます。
教員専用の保険があって安く加入できたり、特定のホテルや飲食施設も割引があります。
また、教員の退職金は現時点で平均2200万円と言われており、中小企業(大卒)のおよそ2倍とも言われています。
教員はブラックな部分もあるけど総じてホワイト
教員はブラックな部分もあるけど総じてホワイトだと思います。
確かに、休憩時間がほとんどとれないとか、部活が土日もあるとかそういった部分はあると思います。
一方で、ノルマもなければ、夏休みや冬休みは民間企業に比べて長く休みがあったりといいところもたくさんあります。
今後は、部活指導を民間に委託したりする流れも出てくると思われるため、そういったブラックな要素も徐々に減ってくるのではないかと思います。
教員になるには【効率的にやりましょう】
教員は学歴がない人にとっては大きなチャンスであるのはわかったけど、どうやったらなれるのでしょうか?
ここではその具体的な方法やおすすめの勉強方法などについて解説します。
教員になるにはどうすればいいのか
教員になるにはどうすればいいのでしょうか。大学で教員免許をとっていない方は以下の2つの方法があります。
①通信制大学に通う
②教員資格認定試験を受ける
通信制大学に通う
通信制大学に通うことで教員免許を取得し、教員採用試験を受験して合格することが一つの道です。
通信制大学に通うと50万円程度の費用がかかり、最短でも2年間かかってしまうので、そこがデメリットかもしれません。ただ、50万円という金額は退職金も含めた給料を考えるとかなり安いと言えるので、検討してみるのはありだと思います。
教員資格認定試験を受ける
教員資格認定試験を受けるのは、通信制大学に通うよりも費用が安く、また費用も少額で済むという大きなメリットがあります。
しかし、この試験では幼稚園や小学校、特別支援学校の先生になることはできても、中学校や高校の先生になることはできないので、その点についてはデメリットかもしれません。
教員採用試験は難しいわけではない
教員採用試験は難しいと思われがちですが、そんなことはありません。
教員採用試験には筆記試験も確かにありますが、あくまで人物重視の採用です。
学歴に自信がない人も採用試験で自分の情熱や思いをアピールできれば、合格できます。
個人的には独学でも十分だと思いますが、一番効率的なのは参考書を買って勉強しつつ、スクールに通いながら面接などの対策を行うことですね。不合格になって一年を棒にふらないためにも一発合格を狙いましょう。
教員になるために必要なのは学歴ではない
教員になるために必要なのは学歴ではありません。
大切なのは人間性とやる気です。生徒たちという人間を相手に仕事をするので、合う合わないがあるとも思います。
もちろん簡単な仕事ではありませんが、とてもやりがいのある大切な仕事です。
学歴に自信がなくても「やってみたい!」と思っている方はチャレンジしてみることをおすすめします。自分の新しい可能性が見つかるかもしれません。