
教員採用試験に合格したいけどまず何から始めたらいいのかな。
現役で合格した人がおすすめする本や参考書があるなら知りたい。
面接対策の本はどれを選べばいいの?
本記事ではこんなお悩みに答えていきます。
本記事の信頼性

この記事を書いている@chutaは元学校の先生です。教員採用試験はとりあえず新卒で合格し、今は旅をしたりブログを書いたりしながら生活しています。
本記事の内容
・教員採用試験の筆記試験におすすめの参考書【教職教養】
・教員採用試験の筆記試験におすすめの参考書【一般教養】
・教員採用試験のおすすめの参考書【英語&論作文】
・教員採用試験のおすすめの参考書【面接対策】
教員採用試験の筆記試験におすすめの参考書【教職教養】
教員採用試験の教職教養におすすめの参考書を紹介します。
おすすめ参考書 ①: 教職教養らくらくマスター
教員採用試験で私が実際に使った参考書であり、今もなお受験者の鉄板となっている本が「教職教養らくらくマスター」です。
教員採用試験の本番で出題される部分がきれいに整理されている本であり、サイズもコンパクトなので、電車の中などのスキマ時間に勉強できるのでかなりおすすめです。自分はこれを使って合格しました。
参考書選びに迷ったら、とりあえずこれを買いましょう。
おすすめ参考書 ②: 教員採用試験対策 問題集 教職教養
教員採用試験対策の教職教養において、多くの受験生がお世話になっているのが東京アカデミーの参考書シリーズです。
「教職教養の問題集」が1番おすすめなのですが、それ以外にも様々なタイプの参考書があるので、自分の進み具合や学習スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
出題傾向に合わせて学習すべき問題が整理されています。
おすすめ参考書 ③: 教職教養30日完成
教職教養の勉強が不十分だけど、試験まで時間がない!!という方におすすめなのが「教職教養30日完成」です。
書き込み式になっており、1日4ページをやっていれば30日で完成するという計算になっています。
らくらくマスターなどと比べると確かに情報量は少なめなので、時間的に余裕があれば「らくらくマスター」を勉強した上で、この参考書を活用するとより効果を発揮します。
教員採用試験の筆記試験におすすめの参考書【一般教養】
教員採用試験の一般教養は内容が幅広いので、差がつきやすいところです。合格したいなら、少なくとも一冊以上は本を買って対策をしましょう。
おすすめ参考書 ④: 一般教養の要点理解
一般教養の参考書の定番といえば、「一般教養の要点理解」です。
一般教養の内容が幅広くカバーされているので、まずはこれを取り組んでみるのがいいでしょう。演習問題とセットで行うと、より実力がつくはずです。
おすすめ参考書 ⑤: 中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本
学校の先生になる人の中には、一般教養の数学が苦手・・・という方も多いです。そんな方におすすめなのが「中学校3年間の数学が1冊でしっかりわかる本」です。
丁寧な解説がついており、練習問題も豊富なので、基礎からもう一度復習したいという方にはとてもおすすめです。
Amazonでもベストセラー1位になっており、現役高校生や社会人の方など幅広く支持されています。教員採用試験に合格した後もなにかと使えるので、買っておいて損はないですね。
ちなみに、同じ内容の「中学3年間の数学を8時間でやり直す本」はKindle Unlimitedで無料で読めるので、無料体験をしてみるのもおすすめです。
≫「中学3年間の数学を8時間でやり直す本」をKindle Unlimitedで読む
教員採用試験のおすすめの参考書【英語&論作文】
教員採用試験を受ける自治体によっては、英語や論作文の試験が行われているところもあります。ここができると点数をさらに伸ばせるので、効率的に勉強しましょう。
おすすめ参考書 ⑥: 瞬間英作文
教員採用試験で聞かれる英語は、簡単な英作文や会話です。
受験する自治体は英語の試験があるのに、中学英語も忘れてしまった・・・
そんな人にまずおすすめなのが「瞬間英作文」です。
英語から遠ざかっていると、どうしてもすぐに英文が作れなくなってしまっています。しかし、瞬間的に簡単な英文がつくれないと、面接で英語の質問があった場合には太刀打ちできません。
瞬間英作文はCDがついているので、普段から聞き流したりして頭の中に入れおくと、受験でも大いに役立ちます。
また、簡単な英単語も頭に入れておくといいと思います。TOEICのレベルで言うと、600点くらいの単語分かっていれば、ある程度対応できると思います。
ぶっちゃけなんでもいいんですが、自分が使っていたのはアルクの「TOEIC600」です。これさえ頭に入っていれば、教員採用試験の英語くらいなら余裕です。
ちなみにTOEICの独学で成果を出す方法はTOEIC 300点→800点 英語力を上げた勉強法を紹介【独学】の記事をどうぞ。
おすすめ参考書 ⑦: 手取り足取り、特訓道場 合格する論作文
論作文対策として最もおすすめなのが 「手取り足取り、特訓道場 合格する論作文」です。
教員採用試験に論作文がある方は、対策として一冊取り組んでみるのもいいと思います。
自治体ごとの評価の観点が一覧で分かったり、最新の教育事情に関するテーマ、またそれに対する解答もあるので、特に論作文が苦手な方はやっておいて損はないでしょう。
教員採用試験のおすすめの参考書【面接対策】
教員採用試験の面接対策におすすめの本を紹介します。
おすすめ参考書 ⑧: 絶対内定
面接対策で最もおすすめしたい本が「絶対内定」です。
教員採用試験の面接においては、面接官とどれだけ中身の濃い会話ができるかが重要です。取ってつけたような、薄っぺらい受け答えしかできなければ、どれだけ筆記試験がよくても落ちてしまいます。
逆に、筆記試験の内容が悪くても面接で逆転することも可能です。
この本は就活生にはよく知られていますが、教員を目指す学生はほとんど知らない気がするので、これを読んで対策をすればかなり差別化できるはずです。
おすすめ参考書 ⑨: 面接試験の攻略ポイント
教員採用試験の面接で聞かれる、特有の質問については対策をしておく必要があります。
「面接試験の攻略ポイント」では、想定される様々な質問の解答例やそれに対する講評が載っているので、特に面接直前の対策として有効です。
ただやはり「絶対内定」で考えた自分の軸、本当にやってみたいことや挑戦したいことと結び付けた自分の”答え”を面接の中で出すことが合格の大きな鍵となります。
おすすめ参考書 ⑩: 教員採用試験 速攻の教育時事
教員採用試験対策の仕上げとしておすすめしたいのが「速攻の教育時事」です。
最新の教育事情について、面接などで聞かれたときに適切に受け答えができると強烈なアピールができます。
逆に、自分その新しい話題について知らないと、まったく受け答えができなくなって頭が真っ白になります。そうならないためにも、この本を買って目を通しておくことをおすすめします。
いかがだったでしょうか。
教員採用試験は、努力して対策をすればかなりの確率で合格することができます。逆に、中途半端なまま受験すると、何年経っても合格することができません。
後悔しないように、合格するためにできることは全て行いましょう。