
学校の先生とうまく関係をつくりたい。嫌われるようなことは本当にしたくないけど、どういうことが嫌がられるんだろう?
本記事では、こんな悩みに答えていきます。
保護者がやりがちな◯◯→今すぐやめましょう【生産性ゼロ】
結論から言います。
保護者がやってはいけないこと、そして学校の先生から嫌われることはシンプルです。
それは学校へ電話をすることです。
ハッとした方は、明日からやめるべきです。
先生という仕事はご存知のように、とても忙しいです。
忙しすぎてトイレもろくにいけず、膀胱炎になるという人もいるぐらいです。
そんな忙しい先生、電話がかかってきて嬉しいはずがありません。
詳しく解説していきます。
「基本は学校におまかせ」がベスト
保護者の方がとるべきスタンスを簡単に言うと、「学校におまかせ」なんです。
先生時代、よく学校に電話をかけてくる保護者がいました。
それは自分のクラスに限らず、各クラスに平均して2〜3家庭くらいの保護者が頻繁に電話をかけてきました。
学校であった些細なことに対する不満や、先生がどんなことを言ったかなどを聞いてきたりする電話なのです。
でも、保護者の一番の願いってなんでしょうか?
それって、子どもがよりよい教育を受けることですよね?
先生も人間です。
電話もしくは連絡ノートなどで頻繁に先生に連絡してこられて、喜ぶ人がいると思いますか?多分99%いません。
連絡してくる人は、子どものために・・・と思って連絡してくるんでしょうけど、その電話はかえって逆効果です。
「いちいちめんどくさい親」というレッテルが貼られておしまいです。
何度も言いますが、先生も人間です。
親がめんどくさいと、先生はどうなるか。
それは
「この子と関わると親がめんどくさいから、当たり障りのないように接しよう。」
ってことなんです。
保護者が過剰に学校に干渉したり、クレームをつけたりすると、そのツケは必ず子どもにいきます。
悲しいけど、それが現実。
ですから、よっぽど気になることがない限りは、学校に任せていちいち連絡しないことがベストでしょうね。
電話をかけたくなったら・・・
もし万が一、学校や担任の先生に連絡をしたい、なんらかの改善を求めたい場合は、電話ではなくノートなどに書いて連絡しましょう。
電話でのやりとりは顔も見えませんし、保護者も先生もお互い誤解が生まれるようなコミュニケーションになりがちです。
連絡ノートなど、紙媒体でコミュニケーションをすれば、感情的になることもなく、冷静にやりとりができます。
どうしても電話をしたいと思ったら
もちろん、緊急の場合はいつでも学校に電話をかけていいと思います。
それ以外に、何か直接電話で先生と話したい、ということがあるのであれば子どもが学校から帰った夕方の時間帯に電話をしましょう。
絶対にダメなのは朝です。
先生の朝はとても忙しいです。宿題の丸つけをしたり、生徒の様子を確認したり、朝の会議があったりします。
その時に電話をかけてくるのは正直言って少し迷惑です。
誰だって朝ぐらい気持ちよく迎えたいですよね。
それをしょっぱなから挫くような、面倒な連絡をされたら誰だって腹が立ちます。
電話をかけるなら夕方にするのが絶対にベターです。
全ては子どものために
ここまでは、保護者の方にとっては耳の痛い話だったかもしれません。
読んだ方によっては、「えらそうに言うな!」と怒る方もいらっしゃるでしょう。
でも、これがリアルなんです。
先生に電話して、注文をつければつけるほど、どんどん印象が悪くなり、それは最終的に自分の子どもにいい影響を与えません。
もちろん、先生はプロとして、どんなことがあってもみんな平等に接するように心がけているでしょうし、保護者の問題と生徒の問題は切り離して考えようとします。
でも実際はやはり、保護者の顔と生徒の顔が重なり、生徒まで「めんどくさい対象」という気持ちにさせてしまいます。
何度も言うように、見過ごせない問題が起きた時や緊急事態の時などは、いつでも電話をかけるべきです。
しかし、ある程度のことであれば、いちいち学校へ電話をかけて問いただしたりするのはやめた方がいいです。
そうやって親が電話をかけているうちに、生徒の方も「親に言えばなんとでも解決してくれる」と思って、自分で問題に向き合おうとしなくなります。
学校に頻繁に連絡を入れている方、先生を捕まえて話し込んでいる方・・・
その行為、少なくともいい印象は与えていません。
思い当たる方は、いますぐやめた方がいいですよ♪
全ては子どものために。
それでは本日の記事は以上です。
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